商品マスターとは
basic product information
商品マスターの基礎知識
GTIN(Global Trade Item Number)とは
主に消費者向けに製品化された商品に付与する国際標準の番号で、日本においては「JANコード」と呼ばれ、商品のパッケージにバーコードとともに印刷され、レジでの商品識別、仕入れや受注時の商品識別番号として使用されています。
商品製造者が商品にGTINを付与するためには、一般財団法人 流通システム開発センターから「GS1事業者コード」の貸与を受けた後、商品固有の番号(アイテムコード)を決め、以下の体系でGTINを決定します。GS1事業者コード + アイテムコード + チェックデジットアイテムコードは、一定のルールのもと商品製造者が自由に設定できることになっており、どの商品にどのアイテムコードを設定したかについては、登録・公開の義務はありません。
詳細は流通システム開発センター(GS1 JAPAN)のWEBサイトを参照ください。
GTIN活用例

データ活用のためには、商品の付帯情報をまとめた
「商品マスター」が不可欠
- 商品名称は?
- 〇〇牛乳、△△ミルク・・・
- 分類は?
- 牛乳、乳飲料、乳製品・・・
- 種類は?
- 加工乳、成分調整乳・・・
- 中身は?
- 牛乳脂肪、原産地、容量、容器・・・
- 訴求は?
- 「おいしい」「芳醇」「搾りたて」・・・
商品マスターとは
商品マスターとは、商品の台帳、一覧表にあたるものです。
GTIN活用例を事例にすると、POSレジで読み取るのは商品のバーコードのみで、POSレジには、バーコードから読み取ったGTINしか識別できません。
このままでは、レシートに商品名や商品単価の印字ができず、合計金額も計算できないため、POSレジには、以下のような情報が登録されています。
GTIN | 商品名 | 金額 |
---|---|---|
4912345678901 | 搾りたて〇〇牛乳 | 198円 |
4910987654321 | 美味〇〇牛乳 | 218円 |
4923456789012 | 芳醇〇〇牛乳 | 238円 |
この商品一覧表を商品マスターといいます。商品マスターは利用用途により、様々な種類が存在します。例えば、仕入(発注)用の商品マスターには、仕入単価が必要であり、販売管理用商品マスターには、売価単価が必要です。
商品マスターは通常自社で独自に作成されており、商品マスターに登録するために必要な情報は、仕入先から情報提供を受けているケースが多いです。
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